日本ファンクショナルダイエット協会(JFDA)について
設立主旨
これまで常識とされてきた古典的栄養学ではなく、21世紀の栄養学である「ファンクショナル栄養学」に基づいた食事法を研究し、普及させるため、白澤卓二、斎藤糧三医師により2013年に設立されたのが一般社団法人日本ファンクショナルダイエット協会(Japan Functional Diet Association = JFDA)です。
協会で使う「ダイエット(Diet)」という言葉は、単に痩身を意味するのではなく、英語の元々の意味である「食事法」のこと。
「食で日本を健康にします」をキャッチフレーズに、ケトジェニックダイエットアドバイザー養成講座(通称:ケト検®)を主催しています。
最新の科学的エビデンスを基盤に、最適化されたケトジェニック食事法を指導することにより、身体と心をいつまでも若々しく維持できるような生活習慣を会員の皆さまと共有。
健康と食に関する情報発信をしています。
役員紹介
一般社団法人日本ファンクショナルダイエット協会
理事長 白澤卓二
白澤抗加齢医学研究所 所長 お茶の水健康長寿クリニック院長 Residence of Hope館林 代表
1958年神奈川県生まれ。 1990年、千葉大大学院医学研究科博士課程修了、医学博士。 2007年より2015年まで順天堂大学大学院医学研究科 加齢制御医学講座教授。専門は寿命制御遺伝子の分子遺伝学、アルツハイマー病の分子生物学、アスリートの遺伝子研究。著書は「100歳までボケない101の方法」「『砂糖』をやめれば10歳若返る!」「ココナッツオイルでボケずに健康!」「アルツハイマー病 真実と終焉」など300冊以上。毎日新聞木曜夕刊「Dr.白澤 100歳への道」、各企業誌・月刊誌などにアンチエイジングに関する記事を連載中。その他、各種メディアでアンチエイジングに関する最新知見を発信中。
一般社団法人日本ファンクショナルダイエット協会
副理事長 斎藤糧三
日本機能性医学研究所 所長
RECLINIC 院長
1973年東京生まれ。1998年、日本医科大学卒業後、産婦人科医に。その後、美容皮膚科治療、栄養療法、点滴療法、ホルモン療法を統合したトータルアンチエイジング理論を確立。2008年、「機能性医学」の普及と研究を推進するため「日本機能性医学研究所」を設立(2009年に法人化)。2017年、スーパーフードとしての牧草牛の普及を目指し、日本初の牧草牛専門精肉店「Saito Farm」をオープン。2018年、ソフトウエア医療機器の開発企業として株式会社「ライフクエスト」を設立。 2019年、細胞機能再生医療クリニック「RECLINIC」を開院。 著作・監修本に「慢性病を根本から治す『機能性医学』の考え方」(光文社新書)、「糖質制限+肉食でケトン体回路を回し健康的に痩せる!ケトジェニックダイエット」(講談社)など、他多数。
アドバイザー
アドバイザー
エリック・バーデン 教授
カリフォルニア大学サンフランシスコ校医学部
エリック・バーデン教授は、ケトン体合成回路の活性化が、サート3という長寿関連遺伝子の活性化を伴っていることを世界に先駆けて発見し、学術誌Cell Metabolismに2010年発表、ケトジェニックダイエットのアンチエイジング効果を証明した。
2002年、グラッドストーン研究所の研究者とともに、私は“ケトジェニックダイエット“と呼ばれる低炭水化物、低カロリー食の新たなメカニズムを見出しました。 遺伝子のスイッチをコントロールできるかもしれないと! 我々のチームは、ケトジェニックダイエットを続けると身体が合成する“ケトン体”の役目を研究しました。そして、ケトン体は分子傷害、老化促進因子でもある“酸化ストレス”から細胞を守る事を発見しました。 また、運動中や絶食時の主なエネルギー源を担う“ケトン体”は酸化ストレスをもたらすヒストン脱アセチル化酵素の合成を阻害することも発見しています。 ケトジェニックダイエットが、痩身にとどまらず、加齢に伴う疾病の予防に貢献するという概念に基づき、人々を教育していく協会が日本に発足した事は実に喜ばしいことです。JFDA(日本ファンクショナルダイエット協会)が日本おけるケトジェニックダイエットの殿堂となる事を信じてやみません。 SIRT3 deacetylates mitochondrial 3-hydroxy-3-methylglutaryl CoAsynthase 2 and regulates ketone body production. Tadahiro Shimazu, Matthew D. Hirschey, Lan Hua, Kristin E. Dittenhafer-Reed, Bjoern Schwer, David B. Lombard, Yu Li, Jakob Bunkenborg, Frederick W. Alt, John M. Denu, Matthew P. Jacobson, Eric Verdin Cell Metabolism, 12, 654-661 (2010) エリック・バーデン教授は、ケトン体合成回路の活性化が、サート3という長寿関連遺伝子の 活性化を伴っていることを世界に先駆けて発見し、学術誌Cell Metabolismに2010年発 表、ケトジェニックダイエットのアンチエイジング効果を証明した。
アドバイザー
アドバイザー
太田成男
日本医科大学名誉教授
順天堂大学大学院客員教授
日本分子状水素医学生物学会理事長
1951年、福島県生まれ。74年東京大学理学部卒業。79年に東大大学院薬学系研究科の博士課程を修了。85年から自治医科大学でミトコンドリア病の研究を開始、94年から日本医科大学教授。2005年から水素研究に取り組み、07年に権威ある学術誌‘Nature Medicine’に投稿した水素医学のパイオニア。
エネルギー代謝を活発にするケトン体食事法をオススメします ケトン体というのはミトコンドリアでつくられている。ですから、僕もケトン体についてはよく知っていたわけです。ケトジェニックダイエットと水素は、全身に効果があるというところでは共通している。 これまでなんにでも効く薬というのは考えられなかった。でも、本当に体にいいというのは全身に効くということです。たとえば、水素水を飲むと、FGF21というエネルギー代謝を活発にするホルモンが出る。ケトン体が増えたときも同じことが起きる。そういう意味では接点があるんです。 ケトン体は、脳の働きを活性化する。神経が壊れて来た段階でも、ケトン体を使ってエネルギー代謝が活発になる。ケトン体を出やすい体質に変えるケトジェニックダイエットは、だからオススメです。
スーパーバイザー
スーパーバイザー
服部 幸應
(学)服部学園 理事長・校長/医学博士、健康大使。
立教大学卒。昭和大学医学部博士課程修了。 (公社)全国調理師養成施設協会会長、(一社)全国栄養士養成施設協会常任理事、内閣府「食育推進会議」委員、内閣府「食育推進会議」委員、「食育推進基本計画委員会」座長、「早寝・早起き・朝ごはん全国協議会」副会長など。 著書に『食育のすすめ』(マガジンハウス)など多数。
ファンクショナルダイエットで食育は次のステップへ 2005年に食育基本法という法律が施行されました。 食育には3つの柱があります。一つ目の柱は、どのようなものを食べたら安心安全か、そして健康でいられるか? 自分で食品を選ぶ能力「選食力」です。 2つ目は「食文化」です。和食が世界文化遺産登録されましたが、食そのものだけでなく、食卓で家族と食を共にすることで、家族のスキンシップやつながりや、しつけの場を取り戻しましょう。ということまでも含めて「食文化」なんですね。食育基本法を食卓基本法でもあるわけです。 そして、3つ目は「食糧問題」です。日本の食料自給率は先進国最下位です、これは戦後工業化の推進、農業従事者の減少など、理由は複雑です。健康を左右する食料を海外に依存し、食べものがあるのがあたりまえですが、国際情勢の変化で輸入がストップすれば、大変なことになります。 これから皆さんが勉強する「機能性医学に基づいた新しい栄養学」は、健康を実現するために医学的に正しい栄養摂取という観点から、食育を推進する上で、具体的な方法を提示してくれるでしょう。今後、消費者のニーズも大きく動くでしょうし、それを受けて日本の農業や畜産業のあり方まで変化してくのではないでしょうか。 服部学園でも、この考え方を応用したメニュ−の開発を開始しています。さあ、この新しい栄養学を、ともに勉強しましよう。
協会概要
日本ファンクショナルダイエット協会
東京都港区南青山6-6-21-9F
TEL:03-3868-0977
FAX:03-6779-5494
会則は下記のリンクよりPDFをダウンロードし、ご覧頂くことができます。 一般社団法人 日本ファンクショナルダイエット協会[PDF]
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